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手が荒れた時は医療機関で悪化を防ごう

乾燥する季節や、素手で強力な洗剤を使えば手が荒れやすくなります。
手荒れは皮膚の脂質が少なくなり、最初は発赤が生じ、酷くなれば亀裂や赤切れを起こす症状です。
軽度なら市販のハンドクリームでも改善できますが、それでは治らない状態なら医療機関を受診する必要があります。
皮膚科などの医療機関では、手の水分と脂質を高める保湿剤を処方してくれます。
塗布すれば乾燥した肌に潤いが戻り、次第に健康な皮膚へと回復していきます。
もしも炎症が進んでいるなど、悪化している場合はステロイド系の外用薬も出してくれるので安心です。
ステロイド系の塗り薬は市販品でも販売されていますが、処方せんが必要な薬ほどの効力はありません。
その点、医師の処方せんが要る薬には優れた効き目があるため、治りも良くなります。
手荒れは放置したままでいると皮膚が固くなってヒビが入り、ともすればそこから細菌が入る恐れもあるのです。
手荒れは炎症といった立派な皮膚の疾患ですから、軽視せず、専門医の治療を受けて悪化を防いでください。

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